こんにちは!今回はにじジャーニー、ミッドジャーニーの商用利用や利用規約についてわかりやすく解説していこうと思います。
商用利用は可能
にじジャーニー、ミッドジャーニーでの商用利用は可能となっております。ただし、可能なのは有料プランのみで無料版で生成した画像については商用利用ができません。現在無料版は停止中となっていますが、利用されている方のほとんどは有料プランに加入されている方だと思うので問題なく商用利用ができます。詳しくは『著作権および商標』の項目で紹介します。有料プラン加入がまだの方はぜひ一番安いベーシックプランから体験してみてください。
利用規約
ミッドジャーニーの利用規約はこちらの公式サイトに掲載されておりますが、英文なので各項目を和訳し、わかりやすくまとめました。
サービスの可用性と品質
当社が提供するサービスは、いつもより良くするために、常に改善しています。しかし、サービスの良さや安定した動き、使える時間、信頼性については保証はできません。生成された画像は個人の資産になりますので責任は個人に帰属します。なので問題があっても、私たちは責任はとりません。
当社はいつでもサービスを一時停止したり、使えなくしたりすることができます。自動ツールを使って生成したり、画像を改ざんして使うことは許されません。ひとりの人がひとつのアカウントしか持てないので、登録したアカウントを持っている人だけがサービスを利用できます。

問題があったり、ルールを守っていない人がいたりしたら、ユーザーのプロフィールや使ったデータなど、必要な情報を集めたり調べたりされるよ!
年齢制限
このサービスを使うためには13歳以上であることが条件です。お客様の国におけるデジタル同意の最低年齢を満たしているものとします。お客様の国でサービスにアクセスできる年齢に達しているが、当社の規約に同意する年齢に達していない場合は、お客様の親または保護者が、お客様に代わって当社の規約に同意する必要があります。なので、親または保護者に、あなたと一緒に本規約を読むようお願いしてください。

日本におけるデジタル同意の最低年齢は18歳です。なので未成年の人は親の許可が必要だよ~!
お客様の情報
電子メール アドレス、ユーザー名、請求情報、お気に入り、画像出力、入力したテキストプロンプト、またはサービスにアップロードしたサンプル画像などの個人情報を Midjourney に提供することがすることができます。

個人情報はMidjourney側が管理しているってことだね~!
著作権および商標
【本項において有料会員とは、有料プランに加入しているお客様を指します】
あなたがサービスで生成した画像は複製することやそれを元にして新しい作品を作ること、全体に公開したり、他人にその権利を与えることができるようになります。これを「ライセンス」と呼びます。このライセンスは有料プラン契約が終わった後も続きます。
特別な例外もあります。もし、年間でたくさんお金を儲ける仕事をしていて、サービスを使っているなら、「プロプラン」「メガプラン」というサブスクライブに加入する必要があります。
画像生成される場所がオープンコミュニティなので一般の人に見えるようになっていますが、プロプラン、メガプランのサブスクライブに加入している方は、自分が作ったものを一般の人に見せないようにすることができます。

チャットルームで作ったものは、ステルスモードを使っていても、その場にいる人たちに見られるので注意してね!
DMCA および削除ポリシー
自分の作った画像が勝手に使われていた場合、「削除リクエスト」というタイトルで、特定の内容をtakedown@midjourney.comというメールアドレスに送ってください。
- あなた自身の署名(名前や電子的な署名)。
- 問題になっている絵や作品の具体的な情報。
- 問題のある絵や作品を詳しく説明し、Midjourneyがそれを見つけられるようにしてください。
- あなたへの連絡手段(名前、住所、電話番号、できればメールアドレス)。
- その絵や作品が、著作権者やその代理人、または法律によって許可されていない使い方がされていると誠実に伝える文。
- 提出する情報が正しいことを証明する文。
- 偽りの情報を提出することが罪になることを理解していることを示す文。
- もしその絵や作品の著作権がアメリカ国外の法律に基づいて守られている場合、その国を教えてください。

無断使用以外にもサービスや機能の不具合があったときはこのアドレスに問い合わせるといいかもね!
トラブル解決と準拠法
問題を解決するための方法が書かれています。それが30日間で解決できない場合、アメリカのカリフォルニア州の法律を使って、仲裁という形で解決することになります。

この項目はアメリカの法律がか関わってきて内容も複雑なので詳しく知りたい人は公式ページを見てみてね!
無制限のサービスとレート制限
無制限プランに加入された方はサービスをいくらでも使うことができるようになりますが、サービスを使いすぎると、サービスの品質が下がったり、他の人に影響が出たりすることがあるかもしれません。だから、その場合には、サービスの使い方に制限をかけることもあります。

つまり、無制限プランに加入しててもサービスを使うにはルールがあって、たくさん使いすぎることで他の人に迷惑がかかったり、品質が下がったりしないように気をつける必要があるよ!
支払いと請求
お支払いは別の会社を通じて行うことがあり、その第三者の会社を決済サービスプロバイダーと言います。お金の支払いに関する規約は、決済サービスプロバイダーが決めている「利用規約」に従うことになります。「利用規約」と、今読んでいる「本契約」でちょっとした違いがある場合、この「本契約」の方が大切な決まりになります。
プランはいつでも自由にキャンセルできます。現在のサブスクリプション期間については返金されませんが、現在のサブスクリプション期間が終了した後は料金が請求されることはありません。

サービスの使い方に関してルールを守らなかったり、他の人に迷惑をかけるようなことをしてサービス利用の停止された場合、料金の返金ができないので気を付けてね!
コミュニティガイドライン
・失礼な発言や攻撃的な内容を送ったりしないようにしましょう。
・大人向け(センシティブ)の内容や怖い絵などは作らないようにしましょう。見た人がびっくりするようなものや、気分を害するようなものを作ってはいけません。特定の言葉も自動的にエラーになります。
・他の人の作品を勝手にシェアしないでください。他の人の作品を無断で公に載せることはNGです。
・政治のことや選挙の結果を操作するために使ってはいけません。
・自分の作品を共有することは可能ですが、どのように見られるかも考えてください。みんなが気持ちよく見られるように気をつけましょう。
・最後に、これらのルールを守らないと、サービスを使えなくなることがあります。みんなが楽しく使うために、みんなでルールを守って使いましょう。

この項目でやってしまいがちなのはセンシティブや怖い絵などは作らないようにしようってところだけど、だいたいはエラーになるから大丈夫かな?
責任の制限と補償
・当社はサービスはそのままの状態で使えるますが、ちょっとした問題や不具合があるかもしれません。
・サービスを使っても必ずしもうまくいくわけではないし、何か問題が起きてもすぐに直るとは限らないです。
・サービスを使ったことでお金やデータが失われても、それを直す責任が当社にはありません。
・サービスを使って他の人に迷惑をかけたり、争いごとを起こしたりしたら、当社はその問題に関与しません。
・もし、他人の作品やアイデアを勝手に使って問題を起こした場合、当社がそれを調査し、あなたから損害分を回収することがあります。

サービスを使うときは注意して使い、他の人や会社の権利を尊重し、問題を起こさないようにしよう!
その他
- 不可抗力。いずれの当事者も、天災、自然災害、テロ、暴動、戦争など、合理的に制御できない状況によって引き起こされた範囲での履行の失敗または遅延については責任を負いません。
- 代理店はありません。この契約は、当事者間に代理店、パートナーシップ、または合弁事業を創設するものではありません。
- 可分性。本契約の一部が無効、違法、または法的強制力がない場合でも、本契約の残りの部分は引き続き有効となります。
- 第三者の受益者は存在しません。本契約は、明示的に明記されていない限り、第三者にいかなる利益も与えるものではありません。
- サバイバル。合理的な人であれば、この契約が存続すると予想される本契約の条項および義務は、存続するものとします。特に知的財産とプライバシーに関するものです。

最後の項目だね。ここはさらっと確認するだけでオッケー!
おわりに
利用規約や商業利用に関しては難しい部分も多かったのでわかりやすく解説してみました。
利用規約は公式が定期的に更新しており、今後も更新が確認でき次第、解説していこうと思います。
ここまで長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事がお役に立てれば幸いです。